照明が与える心理的作用とは?
皆さんの認識の中でも照明の明るさ、暗さで印象が変わる経験があるのでは。
例えば温泉。
温泉は淡い明かりのLED照明を使用していることが多いですね。
周りの人がよく見えないぐらいがむしろ心地良いと感じる人が多いはずです。
温泉は人を見たいわけでもなく、雰囲気や景色を楽しみたいわけです。
ですから蛍光灯や白熱電球が用いられることはまずありません。
これは温泉以外の場所でも、同様の考え方があります。
一番顕著なのが飲食店。
飲食店と一言で言っても、レストランやカフェ、居酒屋、バーなど、さまざまな店舗があります。
特にファミリー層が多く来店するレストランは明るめに設定されていることが多いです。
それに対し、大人の方のみが来店するバーは暗めの設定。
バーはお酒を楽しみたいという気持ちももちろんありますが、雰囲気を楽しみたいというお客様が多いので、そういった暗めの設定が多くなっています。
ただ、明るさはある程度オーナーが自由に決めることができるのですが、安全管理の観点から照明の明るさの基準が設けられています。
どんな場所でも10lux以上でなければいけないと風営法で決められています。
ルール内でお好みの照明を設置してみてはいかがでしょうか。